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アインスダイエット奮闘記


6月末ぐらいから減量始めて今-8kgぐらいなヒカワです。
8月終わるまでにあと10kgは落としたいところなんですけどね。

そんなことやってて思いついた小話。いや職場の女の子らと話してると○○ダイエットやら○○食事療法やらばかり頼ってるんだけど、普通に食事の内容に気を使って運動すれば少しづつ落ちていくんだよとダイエット談義してて思いついたんだけどね。

そんな訳でお暇な方は続きからどうぞー。
シグナムのキャラがおかしい


 「ん~!主のおはぎは今日も絶品ですね!」

 3時のおやつ時。ここ八神堂でも店主特製の甘味に舌鼓をうちながら一息いれていた。特に特製おはぎに目がないアインスは、ニコニコと至福の笑顔を浮かべながらその程よい甘さを堪能していた。

 「あ、まだあるならもう一個……。」
 「まだ食べるのか。」

 テーブルの大皿にのった新しいおはぎに箸を伸ばそうとしたところで、横に座っていたシグナムが呆れたように声をかける。

 「それで何個目だ?」
 「えっと、4個、目かな?」
 「今食べたのが5個目やでー、アインス。」
 「あぅ。」
 「お前な……。」

 しっかりと見ていたはやての指摘に縮こまるアインス。そして皆がちょっと思っていた現実をシグナムがため息交じりに彼女に告げるのであった。

 「最近お前ちょっと太ったんじゃないか?」

 沈黙。そして続く絶叫という言い訳。

 「な、ななな何を言い出すんだシグナム!?」
 「いや、明らかにちょっと余分な肉がついてるだろ。こことか。」
 「あっ!」
 「この頬のあたりも。」
 「ふひゃ!」

 シグナムに脇腹をつつかれたり、頬をつかまれたりと好き放題にされながら、はやての方へ救援を求める視線を向けるが、はやては希望を断つかのように首を横に振った。

 「なんでもアインスは美味しそうに食べてくれるから、私もよう言い出せんかったんやけどな、私も、あれ?アインス最近ちょーっと顔丸なったかな?っていうのは思ってたんよ。」

 愛しい主の言葉に今度こそ現実に打ちのめされ、その場に崩れ落ちるアインス。しばらく重い沈黙が流れたが、それを吹き飛ばすようにはやてが彼女の肩をたたき呼びかける。

 「大丈夫や!まだおデブさんになったわけやない、今ならすぐにでももとに戻れる!」
 「ほ、本当ですか?私にできますか?」
 「できる!今日から今からダイエットや!」



―◇―◆―◇―



 「え?アインスそれだけなのか?」

 次の日。食卓に並んだ食事のなかでアインスの分を見たヴィータが驚きの声を上げる。

 「あぁ、やはりまずは食事を制限しないといけないからね。」

 そう自信満々に答える彼女だが、目が明らかに動揺しているのがわかる。何せ茶碗には底の方に申し訳程度の米と梅干があるだけで、横には小皿に煮干しが3匹。食べ盛りのヴィータにしてみればおやつにもならない量である。

 「水も不要にとってはいかんぞ。」
 「良く噛んで食べれば満腹感は得られるはずやで。」

 両脇をがっちりはやてとシグナムにプレッシャーをかけられながら、アインスはポリポリと煮干しをかじるのであった。



―◇―◆―◇―



 「何はともあれ運動だ。毎日朝晩10㎞ランニング!」
 「えー。」
 「弱音を吐くな!主の為に痩せるのだろう?それとも八神堂には生活管理もできないだめな奴がいる店だと言われ主に恥をかかせる気か!?」
 「そ、そんなことはしない!」
 「なら走れ!死ぬ気で走れ!その無駄な肉を燃やし尽くせ!」
 「無駄な、肉……。」
 「いけー!」

 竹刀を持ってスイッチの入ったシグナムの気迫に押されながら走るアインス。ぽよんぽよんとふくよかな体が揺れるが、指導モードになっているシグナムにとっては駄肉が自分を挑発しているようにしか見えず、さらにヒートアップしていく。

 「よし、追加5kmだ!」
 「えぇ!?」
 「弱音を言うなー!」
 「うわぁあ!シグナムのオニー!」

 美女二人のランニングはこうして絶叫を供に続いていく。



―◇―◆―◇―



 そして。

 「アインス生きとる……?」
 「おい、しっかりしろ。」

 真っ白に燃え尽き突っ伏すアインスの周りをはやてとシグナムが、しごき過ぎたかと心配でオロオロと声をかける。

 「うぅうぅぅ……。」
 「アインス!しっかり!」
 「お、おなかがすきましたあるじぃ……。」

 泣きそうな、否、流す涙の水分すらからした彼女のうつろな表情に二人共後ずさる。

 「あ、主ここはやはり。」
 「うん、アインスもがんばたしちょっとぐらい。」

 その迫力に負け、はやてとシグナムはそっと彼女の前にそれぞれ用意したものを差し出す。はやてはクリームから彼女が作った特製ケーキを、シグナムは砂糖とミルクで甘味をつけミキサーで採れたてをすり潰したフルーツジュースを。

 「こ、これは!」
 「アインス今日までちゃんとがんばったからな。」
 「私たちからのご褒美だ。」
 「ああありがとうございます主、シグナム~!」

 枯れたはずの涙を流しながらケーキをほおばるアインスを微笑ましく、二人は満足そうにその幸せそうな顔を見守るのであった。



―◇―◆―◇―



 「で、結局それを繰り返してリバウンドして、打開のためにリインに助っ人として僕が呼ばれたのか。」
 「はいです!はやてちゃんもシグナムも結局アインスに甘甘なのです!」
 「めんぼくない。」
 「申し開きのしようもないわ。」

 呆れ顔のクロノとプンプンと頬を膨らますリインに正座でお説教されるはやてとシグナム。アインスに至っては申し訳なさからか部屋の隅で小さくなってプルプル震えていた。

 「まぁ、事態は了解した。普段なら女性のデリケートな問題だから口出しするわけにもいかないが―――」
 「せ、せやでリイン!クロノ君に任せるいうんは流石にどうかなー?って思うんよ!」
 「いかないが!僕もアインスには書籍の手配なんかで色々と世話になってるからな。私情を殺してトレーナーとしてしっかりと務めさせてもらおう。では、3週間彼女の身柄はお預かりする。」
 「はいです!当店の看板をよろしくなのです!」 
 「あ、あるじぃぃぃ!」
 「アインスー!!」

 ドナドナと連れて行かれるアインスを、作戦を遂行できなかったはやてとシグナムは自らの甘さを後悔しながら只々見送ることしかできないのであった。
























おまけというかオチ。

 「ただいま戻りました!」
 「あああおかえりアインス!大丈夫やったか?クロノ君にいじめられんかったか?クロノ君に変なことされんかったか?クロノ君にセクハラ受けんかったか?」
 「君は僕をなんだと思ってる……?」
 「って、アインス確かに痩せたけど、なんやむしろ肌のツヤとかようなってない?」
 「当然だ。言っただろうちゃんとトレーナーとして指導すると。」
 「はい、なんというかそこまで追い込まれなかったです。」
 「え?なんでそれで痩せれるん?」
 「あのな、そもそも太るのは摂取に対して消費が釣り合ってないからで、継続して食事と運動量に気を使えば痩せるに決まってるだろ。短期間で一気に痩せようとしたり、バナナだのもやしだのなにかすれば痩せれるなんて考えてるから失敗するんだ。」
 「……うわー、クロノ君乙女の敵やわ。」
 「なんでだ!?」
 「なんでもや!」
 「というか、最近君も気をつけたほうが―――あいた!何をするんだ!?」
 「うっさいわこの乙女のてきー!」


 

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なんでもない日記から漫画や小説の感想を載せています。
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