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なのフェイ




フェイトウィルス:感染するとフェイトちゃんが愛しすぎて愛しすぎてどうにかなってしまう。感染源はなのはさん。

どうやらこれに感染してしまった私は偉大な先生に

「先生、私感染したようなのですが治療法はないのでしょうか!?(≧∇≦)/ 」

と質問したところ

「対処療法は人によって様々ですが……そうですね、ヒカワさんの場合はなのフェのイチャイチャSSを書かれて公表するのが最良かと。 」

とのお答えを頂いたのでこんなの書いてみた!
おそらく、俺の脳はもうダメだ!
これを見ているあなたに後を、未来を託す!!(デデッデッデデーン)



 簡潔に言えば退屈だった。
 宿題を終え、ゲームも二人だけでは盛り上がりに欠け、漫画もすでに読み飽きた既読のものしかなく、なのはとフェイトは珍しくもハラオウン家のマンションのリビングで、グダグダと退屈を堪能していた。

「ふぇいとちゃーん。」
「んー?」
「退屈だねー。」
「だねー。」
「なにかないかなー?」
「んーないねー。あ、これ食べる?」
「うん。あーん。」
「はい、あーん。」
「(あぐあぐ。)……ふぇいとちゃーん。」
「んー?」
「退屈だねー。」
「そうだねー。」

 グダグダと、ごろごろと。普段の二人では想像できそうにないだらけっぷりでリビングを占領する二人。
 そしてしばらく同じようなやりとりを繰り返した後に、ふと思いついたようになんの考えもなくなのはが呟く。

「フェイトちゃんってさ、猫系と犬系で言ったらどっちだろう?」
「え?なに?」
「フェイトちゃんが猫か犬かって話だよ?」
「ごめん、ちょっとわかんない。」
「私的には垂れ耳系の犬さんのイメージが合うと思うんだけど、ちょっとツンとした猫さんもしっくりくると思うんだ。」

 日頃の疲労からか、あまりの退屈さからかあまりにおかしな発言をし始める親友を―――具体的にはその脳とかを―――心配するフェイトだが、当の本人は気にする様子もなくおかしな発言を続ける。

「具体的に言えば、犬の場合は垂れ耳の小型犬で「遊んで遊んでー!」って跳びついてくるんだけど、ちょっと冷たくしたら「あれ?怒ったの?ごめんなさい!ごめんなさい!」ってしゅんって落ち込むんだけど、次の日になったらまた懲りずに「遊んでー!」って来るの。」
「それはちょっと、アホの子みたいだよね?」
「猫さんの方はね、毛の短いシュッとした感じで、普段は「あなたのことなんて机とか椅子と同じなんだからね。」ってツンとしてるんだけど、時々「今日はそんな気分になったから遊んであげるわ。…………遊ばないの?」って足元に擦り寄ってくるの。」
「あ、猫ってそんな時あるよね。」
「だよね。じゃ、フェイトちゃんどっちがいい?」
「へ?」
「選んで。」

 なんの冗談かと寝そべっていた体を起こし親友を見るが、一見して彼女が本気であると取れる。眼が、本気だ。
 こうなれば応えるしかない生真面目な性格のフェイトだが、そもそも提案された二択の意味がわからない。

「ごーよーん。」
「え?じ、時間制限があるの?」
「さーんにー。」
「え?え?えーとえーと!」
「いーち、ぜろ!ぶっぶー、時間切れでーす。」
「えぇー。」
「そんなフェイトちゃんには犬さんと猫さんの鳴き真似をしてくださーい。」
「えぇー!?」
「はやくはやくー。」

 急かされて既に混乱状態にあったフェイトは言われるがまま、ちょっと頬を赤らめつつ素直に口を開く。

「わ、わんわんにゃー。」
「……………………。」
「えと、なのは?」
「かわいいーーー!」
「うきゃ!?」

 辛抱たまらずフェイトに抱きつきリビングを転がる二人。

「フェイトちゃん、もう一回!もういっかいー!」
「わ、わん。」
「にゃーん!可愛いー!」
「えへへ、わんわん。」
「にゃーにゃー!」

 ごろごろ抱き合ったまま犬と猫の鳴き真似を繰り返す二人。戸惑っていたフェイトも徐々に楽しくなり、止まらずに転がり続ける。

「わんわわん。」
「ごろごろにゃー。」
「くぅーんくぅーん。」
「にゃにゃにゃにゃにゃ。」
「うーわんわんわー。」
「フフフ。」
「えへへー。」
「――――――何をしてるんだ君たちは?」
「「うきゃーーー!」」

 全く気がつかない間に入口で呆れ顔で立つクロノに声をかけられ、驚いた猫のように飛び上がる二人。しばらくアタフタとする二人を見下ろしていたクロノだが、やがて何かしらを思案するような仕草をしはじめる。

「すまないな、二人共。」
「え?」
「クロノ?」
「君たちが優秀とはいえちょっと仕事を回しすぎてるようだ。」
「ちょ、ちょっとクロノ君!?」
「いや、何も言わなくていい。君らの体調管理も今の僕の仕事だ。ちょっと今から君らの休暇とってくる。」
「待ってクロノ―――!」

 彼を止めようと手を伸ばすが虚しく空をきり入り口のドアは閉じられる。
 一瞬の静寂。

「…………どうしよっかフェイトちゃん?」
「クロノの事だから多分、本当にとってくると思うよ……。」
「だよね。」
「うん。」

 呆然とする二人。
 こうして、彼女たちふたりの退屈な時間は迷惑をかけることになるであろう周囲になんと言い訳するのかということを考えるために潰れることになるのであった。
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テーマ : 魔法少女リリカルなのは
ジャンル : アニメ・コミック

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Author:ヒカワ・カイト
なんでもない日記から漫画や小説の感想を載せています。
時たま二次制作も書いたりもしていますw( ̄▽ ̄)

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