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ごろリイン

爪切りで一日の来訪者数の新記録になったwww
紫苑さんもこの爪切りの良さをわかってもらい、歯磨きプレイに次ぐ新たなジャンルになると私は今確信する!

まぁ、そんなわけないんだけどね。

勢いでまたアインス小話。っていうかタイトルが楽でいいわこのシリーズw
内容的にはこの間のなのフェイ見たいな話。
お暇な方は続きからどうぞー。次の更新はクロはやかな


 アインスが局員として正式に入局しなかったのは、今は安定したとは言えナハトヴァールというこれまでシステムの大部分を侵食していたものが無くなり、その体を心配した八神家一同の総意だった。幸い、主を補佐する融合騎に自らの後継たるツヴァイも無事完成し、彼女は日々を家族が帰る家を守る事に費やしていた。
 季節は冬。あのクリスマスのあった時とは違い、穏やかで静かな八神家で彼女はこたつで一人お茶をすすっていた。

 「ほふぅ。」

 いつの間にか人数の増えた八神家も今日は皆出払い彼女一人。掃除も洗濯も終え夕飯は何にしようかと退屈しのぎに思案する。

 「いや、今日はお前がいたんだったな。」

 彼女が座るそのすぐ脇でこたつから頭えと前足だけを出してごろごろしている黒い三角耳。はやてが月村邸に遊びに行ったとき時折はやてから離れない猫が遊びに来ることがあるのだが、この黒猫は特にその頻度が高くアインスとの八神家での留守番も既に何度目かのことであった。
 彼女の視線を気取ったのかくるりと首を向けてじっとアインスを見つめる猫。しばし無言で見つめ合う二人。
 徐々に右へ首をかしげていく猫。
 釣られて首をかしげていくアインス。
 クイッと左へ首をかしげる猫。
 釣られて首をかしげるアインス。
 見つめ合う二人。

 「ん。」

 おもむろにこたつから足を抜きうつ伏せになるアインス。着ているセーターの袖を出し、プラプラと振ってみる。案の定ちょいちょいと前足を伸ばし動く袖を追いかける猫。

 「はわぁ……。」

 猫の仕草の愛くるしさに普段からは想像できないほど緩みきった表情のアインス。
しばらく袖を追いかけていた猫だったが、飽きたのかそれとも動かしているのが彼女とわかったのか、向かい合っていたアインスの顔によじ登ろうとにじり寄ってきた。

 「あ、こら。」

 抵抗しようとう仰向けになるように転がり、そのままの体勢で猫を持ち上げる。

 「フフ、やんちゃだなお前は。」

 腕を伸ばしたままごろりと体を横向きに回す。

 「ニャー。」
 「なんだ、楽しいか?」

 反対側にごろり。

 「ニャー、ニャー。」
 「そうか、私もなんだか楽しいぞ。」

 再びごろり。

 「にゃー。」
 「フフフ。」

 ごろり。

 「ニャー。」

 ごろり。

 「ニャー。」

 ごろり。

 「ニャー。」

 ごろり。

 「ニャー。」

 ごろり。ガチャリ。

 「ニャー。」
 「―――ん?」

 物音に顔を上げるアインス。買い物袋を下げた何とも言えない表情の烈火の将と目があった。

 「………………。」
 「………………。」

 猫を脇に起き、服装を正し座り直してこたつに足をつっこみ、彼女は何事もなかったかのように微笑む。

 「あぁ、お帰り将。」
 「いや、見ていたからな。結構。しっかりと。」
 「………………。」
 「………………。」
 「ニャー。」
 「―――次の翠屋でのお茶代でどうだろうか?」
 「まぁ、そんなものだろうな。」

 戦乱の時代に生まれこの地にてようやく名と共に得た、リインフォースアインスの穏やかな日々はこうして続く。続くったら続く。


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テーマ : 二次創作小説(版権もの
ジャンル : アニメ・コミック

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なんでもない日記から漫画や小説の感想を載せています。
時たま二次制作も書いたりもしていますw( ̄▽ ̄)

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