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ツインテールの日


昨日はツインテールの日だったらしかったのでそのネタで小話。

なんだけど、なんだか急に文章の書き方が分かんなくなっちゃったよぅ。∑( ̄Д ̄)
いつも以上になんか変な文ですが、お暇な方はよろしければ続きからどうぞー





 「問題でーす!今日は何の日でしょーか!?」

 この少女の行動はいつも賑やかしく唐突だ。主にも似たところはあるが、彼女の場合は静かにその場の流れで、といった状況が多く、主がそういった思いつきが多いと言うならば、アリシアの場合は思うがままの行動と表現する方がよりしっくりとくる。
 そんな自由奔放な彼女の扉を開けるなりの問いかけに、アインスは律儀なほどに考え込んだ。
 
 「ふむ、今日は何かの記念日だったか?」
 「分かった豆まきですよー!」
 「ぶぶー。違いマース!」
 「えぇー!?」
 「豆まきは明日だよ、ツヴァイ。」

 無駄に大きなリアクションで無駄に元気な二人の間からフェイトが顔を覗かせる。表情は明らかに「押しかけちゃってごめんね。」と物語る苦笑いを浮かべているが、アインスは小さく微笑み「構わない。」と手振りで返した。

 「ち、ち、ち、ちー!はい時間切れ!」
 「ずるいです!せーげん時間なんてきいてないですぅ!」
 「人生の選択肢はね、待ってくれないし答えなんて無いんだよ?」
 「そ、そうなんですかー!?」
 「ほんとに元気だなお前達は。」

 微笑ましく思いながら――――しかしこれだけで殆ど言いくるめられてしまっている、ツヴァイの教育をちょっと考え直しながら――――アインスは眺めていたが、アリシアは唐突に話の矛先を彼女へと変更する。

 「というわけでー。答えられなかったアインスには罰ゲーーーム!」
 「わ、わたしか?」
 「そうだよー。あ、ちなみに今日は2月2日でツインテールの日でしたー。」

 ワキワキと何かを揉むように両手を動かしにじり寄ってくるアリシア。何故、2月2日でツインテールなのか意味の分からないままアインスはとにかく助けを求めるように再びフェイトのほうを見るが、先ほどと同じように申し訳なさそうな表情をしながら、今度は手まで合わせている。

 「大丈夫大丈夫。お姉ちゃんに任せない。」
 「わ、私も妹扱いか……?」
 「そりゃそうだよ。姉と妹の差はおっぱいの大きさぐらいでひっくり返せないんだからね!」

 それは関係ないし実際に生きた年数ならやはり自分方が。と言いかけて自分の胸を見る恨めしそうなアリシアの表情に口を閉じた。フェイトも若干また別の意味で気まずそうである。
 そうして抵抗を示さなくなったアインスの頭に彼女は櫛を入れ始める。

 「では、ツインテールの日が答えられなかったアインスには、ツインテールになってもらいまーす。」
 「え?」
 「だいじょーぶ、お姉ちゃんにお、ま、か、せー!」

 罰ゲームなどというので内心びくびくしていたアインスだったが、思ったほどのことも無く、ほっと息をつく。

 「ちなみにね、さっきは王様のところに行ってきたんだよ。」
 「ほぅ。」
 「王様もユーリも答えられなくて、あ、でもなんでかシュテるんだけ知ってた。レヴィは喜んでたよ。「ウハッハッハ!今日は僕の日だー!」って。」
 「まぁあいつなら色々物を知っているからな。」
 「でね、二人にも罰ゲームしたんだけど、フェイト。」
 「あ、うん。これその写真。」

 我関せずとツヴァイと二人でゲームを始めていたフェイトが、携帯を差し出す。映し出されていたのは両端に髪を束ね、恥ずかしそうに頬を染めるユーリの画像だった。なるほど、内気な彼女にしてみれば違う髪形にして他人に見られるなど、正しく罰ゲームだったに違いない。

 「で、コッチが王様。」
 「ん?ッ!」

 差し出されて、思わず噴出しかけた。よほど抵抗した結果なのだろう。ユーリの魔手に拘束され、そもそもツインテールなど不可能な長さの髪のサイドをゴムでくくって植えられたばかりの稲のように申し訳程度にちょこんちょこんと飛び出た髪。罵声が聞こえてきそうな形相のディアーチェが映されていた。

 「ヒドイな。」
 「うん、この後王様暴れてたよ……。」
 「でーきた!」

 タイミングよくアリシアが声を上げる。鏡はまだ見ていない。

 「なんだか、頭のバランスが変な気がするが……どうだろうか?」
 「う、うん……。」

 先程までで一番申し訳なさそうな微妙な表情で返されてしまった。見ればツヴァイもアリシアも完全に笑いをこらえている。

 「はい、ププ、鏡だよ。」
 「あ、あぁ。………………な!?」

 鏡を受け取り自身の姿を確認するが、これは、ない。ディアーチェと違い髪の量は足りているので形にはなっているが、違和感が凄い。違和感しかない。

 「ぷ、くくく……。」
 「あ、アインス……ぷぷぅ……!」

 二人が笑いをもう全然こらえきれてない程におかしい。所謂これじゃないというやつだ。
そうとしか表現できないほどにこれじゃない。

 「じゃあ、撮るよー。」
 「ま、まて!流石にこれはないだろう!」
 「いやぁ、いいネタだよ。アリシアおねえちゃんはアインスが立派になって嬉しいよー。」
 「意味がわからない!」
 「いいからいいから~。」
 「や、やめてくれー!」

 そうして。抵抗も虚しくさんざんからかわれながら撮影され、さらにはそれをはやてが入手しまたもオモチャにされるアインスなのであった。



 
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