FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

耳かき2



先日ツイッターで思いついたネタ。
ファイルの一覧が耳かきとか爪切りとかばっかり並んでなんのファイルか自分でもわからなくなってきたよw


では、続きからどうぞー



 「アインスは耳かき上手やね。」

 ある日の八神家のリビング、アインスに膝枕で耳かきをされながらはやてはポロリとそんな言葉を漏らした。

 「そうですか?」
 「うん、とってもグットなえぇ感じやぁ。かいて欲しいところにちょおどきてくれるし。クロノ君と違って悪戯もしてこんしなぁ。」
 「クロノ?」
 「あ、なんでもないんよ。あぁでも、ほんまアインスの耳かきはプロ級やでぇ。」
 「耳かきにプロはいないのでは……?」

 アインスが苦笑をこぼすと、はやては器用に首を動かして彼女を見上げる。

 「いや、それがあるらしいで?」
 「あるんですか?」
 「まぁ、プロかどうかって聞かれたら微妙やけど耳かきを商売にしてる専門のお店があるらしいんよ。ネイルサロンみたいなもんやろぉか?」
 「それは……そうですね。そんな風だと思いますよ。」

 一瞬、如何わしい類の店が頭をよぎったがそんな店ではないだろう。もしそんなところにはやてが興味を持っているのならば即八神家会議を開かねばならない。

 「でも、私の耳かきランキングではアインスが一番や。」
 「ありがとうございます。……ちなみに将達は?」
 「んっとなぁ、シグナムは抱っこランキングで一位で、ヴィータはご飯をおいしそうに食べてくれるダントツトップや。ほんでシャマルが日常の意外な小ネタ数で首位。」
 「シャマルが聞いたらまた拗ねますよ?ザフィーラは?」
 「一緒にお昼寝して心地良い不動の一位や!」

 確かに、と思わず笑ってしまう。あのふかふかの毛並みを枕にする寝心地は強敵だ。うっかり勉強の合間に彼の側で休憩してしまい眠ってしまった事も一度や二度ではない。
 
 「ほな反対もよろしくな~。」
 「はい、主。」





―◇―◆―◇―




 一日道場でかいた汗を風呂から上がったシグナムを、なぜか目をキラキラさせているアインスがリビングで出迎えた。

 「…………なんだ?」

 明らかに何かを期待する眼差しに、無視しようかとも迷ったが手早く済ませる方を選んだようだ。
 
 「実は今日主に耳かきのプロ級だとお墨付きを頂いたんだ!」
 「そうか。」
 「とても気持ちいいと言ってもらえたんだ!」
 「そうか。」
 「一番だって…………。」
 「わかった、だからなんだ?」

 よくわからないアインスのハシャギようにちょっとイラっとしながら聞き返す。叱られた子犬のようにビクッと体をすぼめながら、

 「だから、シグナムにもしてあげようかなと……。」
 
 なぜそうなる?と言いかけたもののチラチラとこちらの表情を伺うアインスにぐっとこらえる。昔から、こういう状況になれば弱いのは彼女の方なのだ。

「―――…………ハァ。わかった、頼もう。」
「―――!あぁ!さっ、頭をここに!」

 花を咲かせたように表情を明るく、鼻息を荒くして自分の太ももをパンパン叩くアインス。今更ながら自分が寝そべって膝枕をしてもらうという事実に多少たじろぐが、一度折れた以上拒むわけにもいかず少々ためらいながらも頭を彼女の太ももにのせた。

 「ではいくぞ!」

 気合の入った声で耳かきを添えるアインス。正直作業の内容的には気合を入れられる方が怖いのだがそれも言うまい。

 「…………む。」
 「どうした?痛かったか?」
 「いや……確かに自分でするより気持ちいいな。」
 「フフン、そうだろう。」

 得意満面で続けるアインス。
この日からシグナムの耳かきはアインスがするのが恒例となったのであった。
















 「(そう言えば主が言っていたイタズラって……。)」
 「…………。」
 「(んー……えい。)」
 「ぅひゃ!な、何をする!?」
 「す、すまない。(シグナムのあんな声初めて聞いた……。)」




 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ヒカワ・カイト

Author:ヒカワ・カイト
なんでもない日記から漫画や小説の感想を載せています。
時たま二次制作も書いたりもしていますw( ̄▽ ̄)

無料カウンター
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
.
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。