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アインス小ネタ


というわけで更新再開一発目はアインスの小ネタ。世界観はなのセントの八神堂です。

いやというか今月のコンプに載ってた番外編が八神家話で完全な俺得でした。
いや目的は王様の浴衣カードのシリアルコードだったんですけど(笑)


ではお暇な方は続きからどうぞー


・パーカー

 「リイン見て見て~。」
 「どうされました主?」

 呼ばれてアインスがリビングを覗き込むと、買い物袋を広げはやてとヴィータが何やら賑やかにしているのが見える。

 「ん?ヴィータそれは……?」
 「えへへ~いいだろ~?はやてとのと同じシリーズなんだぜ!」

 言いながら今日買ってきたらしい黒いパーカーをはおりフードをかぶる。天辺には長いうさぎの耳がちょこんと二本。
 はやてに視線を移せばいつものタヌキの耳が付いたフードをかぶってニコニコと笑みを浮かべていた。実に、微笑ましい光景である。

 「実はリインにもあるんだぜ!」
 「え?」

 そう言ってヴィータが広げたのは彼女が来ているのと形は同じで、しかし色は真っ白でサイズの大きいパーカーであった。大きく異なるのはフードについた動物耳の形。

 「じゃーん!タレ犬耳パーカーや!ほら可愛いからはよ着て着て!」
 「あ、主!そんな強引に……。」
 「良いではないかー良いではないかー。」
 「はやて、それ脱がすときに言うんじゃないの?」
 「ええんよ、気分の問題や……そんな訳でフードをこうや!」

 ほとんど強引に着せられ「あわわ。」と慌てるアインスを満足げに眺めながら、はやてはさらに手を伸ばす。

 「じゃ次は前も締めて見せてえな。」
 「え、あ、主このサイズだとちょっとその―――。」

 アインスが言い終わる前に、はやてがファスナーを上げる。がしかし。

 「ひゃ!」
 「お?」
 「うわ。」

 三人がそれぞれに変な声を上げ、二つの山を登ることができなかった金具をただただ静かに見つめるのであった。




・ザフィーラ号

 八神堂はご近所ではそれなりに有名店だ。とはいえ、そう言われて多方が想像するとおり有名店というよりも噂、話題に事欠かない面白店舗としてである。
 その中の一つ―――ちなみに最も多い話題は美女揃いという話である―――でよく話題に登るのが看板犬であるザフィーラだ。
そして、今日も今日とて彼は人気者だった。

 「行くぜザフィーラ!必殺疾走!ミッドナイトランだ!」
 「店の中で走り回りはせん。」
 「ねーねーヴィータちゃん代わってよー。」
 「そうだよ、ザフィーラ僕らも乗せてよ。」

 ブレイブデュエルを導入して以来、順番待ちに子供たちを乗せて遊ぶのがザフィーラの新たな仕事となっており賑やかしくも過ごしていた。

 「ザフィーラって力持ちだけどどれぐらい乗せれるのー?」

 ふと、二人同時に乗せていた子供が疑問を漏らす。

 「そうだな、お前たちぐらいならば軽いものだ。」
 「じゃあリインさんは乗せれる?」
 「え?」
 「む?」

 棚に書籍を並べていたアインスは急に話題を振られキョトンとしている。

 「リインさんザフィーラに乗れるかやってみてよ!」
 「ザフィーラ力持ちだし大丈夫だよね!?」

 アインスとザフィーラが目を合わせる。多分大丈夫ではない。大丈夫じゃないだろうが、この期待に満ちた目を向けられて、出来ないとは言えない。
 しばしの視線の無言の会話後、ゆっくりと彼女はザフィーラに跨った。

 「立ち上がるぞ?」
 「う、うん。」

 流石にゆっくりと、しかし力強く彼女を背に乗せ立ち上がるザフィーラの姿に子供たちからワッと歓声が上がる。

 「だだ、大丈夫かザフィーラ?」
 「………………。」
 「ザフィーラ……?」
 「……すまん、やはり、無理だ。」

 言うが早いか重さに耐え切れず崩れ落ちるザフィーラ。
 歓声は一転、静寂に代わり、そしてヒソヒソと子供たちが囁き合う。

 「ダメだったか……。」
 「リインさん痩せてるけど、やっぱり大人はダメなのかな?」
 「いや、きっとおっぱいが大きいからだよ。」
 「そっか『わがままぼでぃ』さんだもんね。」
 「うん『わがままぼでぃ』さんだからだよ。」

 こうして、消えかけていたワガママボディという嬉しくない呼称は、この後しばらく続くのであった。





・居眠り

 「リイン、爪切り知らない―――と、なんだ寝ているのか?」

 シグナムが声をかけたことにもソファーで眠るアインスは反応することはない。

 「全く、勉強もいいがしっかり休まないと風邪をひくぞ。」

 言いながら一度リビングを出て部屋から毛布を持ってきて彼女を起こさないように肩からかける。

 「……とはいえ全然起きる気配もないな。」

 身じろぎすらしない彼女の寝顔をじっと眺めて、そっと人差し指でその白い頬をつつく。

 「………………フフッ。」

 彼女なりに楽しいらしい。

 「お楽しみやなシグナム~。」
 「ぉわっ!あ、主!?」
 「ずるいなぁ、私もリインのことつんつーんてしたいなぁ。」
 「いや主これはですね、なんというかコイツの間の抜けた顔を見ていたらですね―――!」
 「つんつんつーん!」
 
 二人が騒ぐ中、それでもすやすやと眠るアインスなのであった。


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テーマ : 二次創作小説(版権もの
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